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藤トモ的「FIAT 500」のお気に入りポイント

「500(チンクエチェント)」に乗っていると、周りの人からオーナーとしての感想を聞かれることがよくあります。そこで今回は、わたくし藤トモが「500」を所有して満足している点を紹介したいと思います。

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取り回しのしやすさや狭い道路での走りやすさなどで人気を集めているコンパクトカー。かくいう私も、コンパクトカーを所有しています。8年前にひと目惚れして購入した「FIAT 500」です。このクルマに乗っていると、知人から「イタリア車ってどうなの?」とか「国産のコンパクトカーと比べてどう?」「やっぱり軽自動車とは違う?」などと聞かれることがあります。そこで今回はそれらを踏まえた個人的な意見として、私が「500」の気に入っている点を紹介したいと思います。

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写真は「500 TwinAir Lounge」のインテリア。外観とコーディネイトした色使いやデザインが特徴。

さて、改めて「500」と国産コンパクトカー(軽自動車も含め)の違いを考えてみると、違いは色々ありますが、意外と近い部分も少なくありません。なんといっても日本はコンパクトカー大国。なかでも軽乗用車は、国内乗用車販売の約4割弱を占めるほど。その競争の激しさもあって、低燃費を追求したり、装備や小物入れを充実させたりと、日常の使い勝手を徹底的に磨き込んだ日本ならではのきめ細かな配慮が行き届いているものが多いです。そこに魅力を感じる人は多いと思います。

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「500」のパワーウインドウスイッチはセンターパネルに備わる。爪の長い女性でも扱いやすいのがうれしいポイント。

そこで試しに「500」と軽乗用車でボディサイズを比べてみましょう。まず「500」は全長3.57m×全幅1.625m×全高1.515m。軽乗用車は、規格で定められた最大寸法は全長3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2m以下で、全長と全幅は規格の上限ぎりぎりで作られているものが多いです。つまり「500」は、それに比べて17cm長く、幅は15cmほど大きいことになります。それほど大きな差ではないので、取り回しに不満が出ることはないと思います。

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次に燃費。生活に直結しますのでクルマを選ぶ上では大切な要素ですね。私も「500」を購入するときに経済性は気に掛けました。現在販売されている「500」のエンジンは1.2リッターと875ccターボエンジンの2タイプで、前者の燃費は19.4km/L、後者は24.0km/L(JC08モード)です。参考までに軽は、いま日本でもっとも売れているモデルで21km/Lから26km/Lほど。ここは両者ともに優秀といえますね。

「500」には、信号待ちで無駄な燃料消費を抑える「START&STOPシステム」が全車に、エコ走行を促す「ECOスイッチ」が875ccターボエンジン車に備わっています。個人的な印象としては、「500」は走りに余裕があることと、実用燃費に加え、長距離移動時の燃費がいいことに満足しています。

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「500」のエンジンラインアップは、1.2リッター(最高出力69ps、最大トルク102Nm)と875ccターボエンジン(最高出力85ps、最大トルク145Nm)の2タイプ。

では私にとっての「500」のお気に入りポイントを紹介しましょう。速度域の高い高速道路やカントリーロードを走ることも想定して鍛えられた「500」は、カーブや高速道路の車線変更などでも不安定になりにくく、安心感が得られます。この操縦安定性に優れた走りが運転の喜びを与えてくれること。それに、がんばり過ぎないキャラクターというか身の丈感に愛着が湧いてきて、いつの間にか虜にされてしまうのです。

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愛嬌満点のキャラクターは周囲からの評判もいいですし、ほんわかした雰囲気のおかげか、乗っている私までフレンドリーに見られることがあるのもうれしいポイント。そうそう、「500」はフレンドリーなオーナーさんが多いので、お友達も随分増えました。また、クルマにあわせて身に付ける服までお洒落にキメたくなってしまうところもあります。そういうことも含めてクルマがオーナーに与えてくれる影響は絶大。私自身もこのクルマを所有して、そうした変化を前向きに楽しむようにしています。

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クルマは移動手段として日常を支えるものですが、そうしたなかでも「500」は単なる「便利な乗り物」の域を超え、オーナーに満足感や心の変化を与えてくれるものです。クルマを所有して変わる自分自身。この部分を楽しめるのが「500」の大きな魅力だと感じています。


FIAT 500

文 藤島知子
写真 荒川正幸