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FIAT 500Xが檜舞台へ 東京モーターショー2015の会場から

10月29日から11月8日まで東京ビックサイトで開催されている東京モーターショー2015。8年ぶりに復帰を果たしたFIATブースの模様をリポートします。

11月8日まで東京ビックサイトで開催されている東京モーターショー2015。今回で44回目を迎える国際規模の自動車見本市とあって、内外から多くの来場者が押し寄せました。FIATにとっては8年ぶりの東京モーターショー復帰となります。

2015年はFIATをはじめ、アルファ ロメオ、クライスラー、ジープ、アバルトの5ブランドを統括するFCAジャパンにとって、新スタートを切った記念すべき年。FCAジャパン株式会社の代表取締役社長兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏は、28日に行われた東京モーターショーのプレス発表会で「FIATは今後も日本市場に魅力的な商品を投入します。また、2015年に174拠点に増やした販売網をさらに拡充し、お客様の満足度を高めていきます」と抱負を述べました。

「500X Pop Star Plus」(左) と 「500C TwinAir Lounge」(右)。

さて、白と赤の爽やかなテーマカラーで彩られたFIATブースには、デビューしたばかりのクロスオーバー「500(チンクエチェント)X」とオープンボディの「500C」の2台が展示されていました。「500X」はX字型のステージ上に展示され、走破性の高さやアクティブな雰囲気が演出されていました。

会場では「500」の魅力をバーチャルで体験できる初の試みも行われました。スマートフォンやタブレット端末に「Blippar(ブリッパー)」のアプリをインストールして会場で配られたポストカードにかざすと、まるで車内に乗り込んでいるような景色が楽しめるというものです。また、クルマと一緒に写真撮影ができるフォトフレーム機能や、障害物をよけながら「500」を走らせて遊ぶゲームなど、来場者だけが楽しめる特典が用意されました。ブースを訪れたみなさんは初めて目にする「500X」をじっくり観察したり、「500C」と記念撮影をしたりと楽しんでいる様子でした。

東京モーターショー会場にはFCAジャパン株式会社のマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ氏もいらしたので、「500X」を中心にお話をうかがいました。

FCAジャパン株式会社マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセ氏。
今回のFIATブースのテーマは?

「白と赤で表現されたFIATブースはFCAイタリア本社のデザイナーが特別にデザインしてくれたものです。白と赤はFIATのコーポレートカラーですが、白は誰もがそこに自分らしさを描けるシンプルでクリーンな色、赤はパッション(情熱)を表したものです。FIATを選ばれたお客様に毎日を自分らしく、情熱的に楽しんでいただきたい。そんな想いが込められています。

今回のモーターショーでは、発売間もない「500X」が披露されましたが、日本の皆さんにどのように伝えていきたいですか?

「『500』は2008年の登場以来、日本ですでに3万台以上が販売されており、順調なペースで台数を伸ばしています。『500』ファミリーには『500C』や『500S』といったモデルも存在しますが、今回の『500X』は『500』のお兄さん的な存在と捉えていただければ、と思います。4×4の冒険的な世界観やアウトドアを楽しみたい人、パフォーマンスを求める人、そして現在『500』にお乗りで子供ができて、これまでより広いクルマが必要になった、など、さまざまな方々にご愛用いただけます」

ひと足先に発売されたイタリアでは、どのような使い方をされているのでしょうか?

「『500X』はイタリアのみなさまにもポジティブに受け入れられています。たとえば、イタリア南部には道路の整備が行き届いていない別荘地などがありますが、街からそうした場所への道のりは最低地上高の高い『500X』の活躍の場面です。本格SUVほどのタフな走りは求めないけれど、自然が豊かなところでアクティビティを楽しみたい方や、郊外でワイナリーや花の栽培を営む方々など、普段は街で暮らし、時にはラフな道も走るといった使い方をする人たちから支持されています。趣味でクルマを使う人、たとえばサーフィンを楽しむお客様にもお勧めできます」

「500」ファミリーらしい親しみやすさを持ちながら、SUVのアクティブな走りや実用性がプラスされた「500X」。そのスタイリングは、自然が豊かな日本の景色にも合いますし、大き過ぎない車体は日本の道路環境にフィットしそうです。「500」ファミリーのさらなる発展に期待です。

取材・文 藤島知子
撮影 小林俊樹/編集部