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ピッツァに合わせるなら絶対にこれ! イタリアのビール史に名を刻む「モレッティ」

海、山、花火にBBQ。開放的な夏のアウトドアでグビグビいきたいのは、やっぱりビール。イタリア伝統のモレッティを瓶で用意すれば、いつもの缶ビールで乾杯するより盛り上がること間違いなし。もちろん味は保証付き、ピッツァや肉との相性も抜群です!

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創業1859年の老舗が造る、代表的なイタリアンビール

イタリアと言えばワインのイメージですが、最近はクラフトビール造りも盛んです。当サイトでもbaladinPRATOROSSOといった本格派をご紹介してきました。今回登場するのは基本のキ、本国でも最もよく見かけるイタリア版大衆ビール「MORETTIモレッティ」。じつは非常に古い歴史を持つブランドです。

モレッティ社の創業は1859年、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州のウーディネに本社と醸造所を構えています。フリウリは北部イタリア最東端の州で、オーストリアとスロヴェニアに国境を接し、さまざまな民族の影響が多彩に残る個性豊かな地域です。食文化も独特で、トカイのワイン、サン・ダニエーレの生ハムなどは世界的にも注目の的。モレッティもビール大国オーストリアの文化的影響を強く受け、それが醸造に好影響を与えたといわれています。

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モレッティのシンボルとなっている“ヒゲをたくわえた老紳士”は今やすっかりおなじみ。イタリア全土で目にします。

当初と現在とではボトルのデザインやサイズこそ異なりますが、味わいはほとんど変わっていないそう。当時、先進的と評価されたマシン・オペレーションは今日に至っても健在で、時代に合わせた最先端の技術を取り入れながら伝統的な材料や製法にこだわっています。

ピッツァ×モレッティは、最強の組み合わせ

単独で飲むのはもちろん、肉料理やチーズなど料理にもバッチリ合うのがモレッティ。とくに、ピッツァに合わせるのは絶対にこれ。現地のピッツェリアを見渡すとイタリア人のほとんどがビールかソフトドリンクを飲んでいて、ワインを飲んでいる人はほぼ見かけません。個性的で濃厚なクラフトビールもよいですが、大衆的な料理には大衆的なビール。オーソドックスなイタリアビールの2トップ、モレッティやペローニをグビグビ飲むのです。

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クラシカルな味わいのベーシックなモレッティ。厳選麦芽を使用した口当たりのいいライトなピルスナータイプです。ほどよい苦味の中にも心地よいまろやかさとフレッシュさが同居し、飲みやすさ抜群。キンキンに冷やして最初に喉を潤すのにふさわしい1本なので、冷蔵庫に常備するのにも、BBQやピクニックに持参して瓶のまま豪快に飲むのにもおすすめ。

「ピッツァには絶対にビール」。ピッツァ発祥の地であるイタリア人が口を揃えてそう言うのですから、異議を挟む余地はありませんよね。本格的なピッツァであれ、アメリカ風のピザであれ、イタリアを代表するモレッティビールを合わせるのが正解、といえるでしょう。

ビール通も納得! 濃厚なドッピオ・モルトとラ・ロッサ

フリウリの小さな醸造所で生まれ、イタリア全土で愛される大衆ビールへと発展を遂げたモレッティ。現在では、アメリカ、イギリス、カナダ、日本など40カ国以上に輸出され、新たなファンを獲得し続けています。

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麦汁の濃度を2倍(ドッピオ)にして醸造したドッピオ・モルト。アルコール度数も7%と高め。香ばしい麦や甘めのフルーツなど芳醇なアロマが感じられ、口に含むと最初は甘さ、徐々にホップの苦味とほどよい酸味が広がって、濃厚な味わいです。余韻はさほど残らないので料理にも合わせやすいはず。ストロングビールを好むビール通や、じっくり飲みたい方にもおすすめ。

2006年には、業界内で最も重要視されるワールド・ビア・カップで、イタリアのビールメーカーとしては唯一、金・銀メダルをダブル受賞。そのおいしさが認められました。

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黒糖のように濃いアンバー系の色ときめ細やかな泡立ちが美しいラ・ロッサ。女性が喜びそうな見た目ですが、ドッピオ・モルトと同様、通も唸る本格派です。複雑で豊かな香り、芳醇な甘味、深みのある酸味と強い苦味が広がって、どっしりした飲み口。でも後味はすっきりしています。肉料理にも負けません。ビターなチョコレートに合わせるのもおもしろそう。

BBQやパーティーにも大活躍。瓶でそのまま「乾杯」しましょ!

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瓶が小さめでルックスもいいので、クーラーボックスに入れて外に持ち出し、そのまま乾杯できるのもモレッティの強み。イタリア人も、ビールはグラスを使わずに瓶で飲むことが多いそうですし、ここは豪快にグビグビいっちゃいましょう。3種のうちどの味が好きか、飲み比べてみるのも楽しいです。真夏の暑さに、冷えたビールはたまりませんね!

クルマで持っていくときは、ドライバー用に天然の湧き水で作られた「GALVANINA」のオーガニックソーダも一緒にいかが? アウトドアに強い「500(チンクエチェント)X」 に、イタリア生まれのおいしいドリンクをたっぷり積んで出かけましょう!

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり
matricaria

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