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人にも環境にも自分にも優しくいきる。それがフィアットカルチャーです。

イタリアのオーガニックワインで新年の乾杯を!おすすめをご紹介。

家族や友人の幸福を祈りながら互いの抱負を語り合いたい新年。Auguri(おめでとう)があふれるこの季節、イタリアのオーガニックワインで乾杯しませんか? オーガニックの真の魅力を知れば、それがそのままあなたのライフスタイルになるかも。そんなすばらしい出会いを、年の初めにぜひ!

オーガニックワインとは

オーガニックワインってそもそも何? 普通のワインとそんなに違うの?──そんな思いを抱えながらオーガニックワインの草分けMavie(マヴィ)へ向かうと、代表の田村安さんは次のように話してくれました。
「農薬や化学肥料を使わずに栽培した葡萄を、一定のルールを厳格に守りながら醸造したものをオーガニックワインといいますが、それだけでは伝えられません。私たちがこの先もずっと心地よく健全に暮らしていくために選び取るライフスタイルそのもの、それがオーガニックではないでしょうか」

マヴィ代表の田村さんは大手食品メーカーのマーケティングマネージャーとしてフランスに駐在中、すばらしいオーガニックワインと出会い、帰国後1998年に日本初のオーガニックワイン専門店を設立。以来、最高品質のオーガニックワインだけを紹介しています。現在はここ麻布店と赤坂店を直営し、フランチャイズ店を新高円寺に構えるほか、多数の飲食店・小売店に卸しています。オンラインショップでも販売中。

思えばこのFIAT Culture Magazineも、「人にも環境にも自分にも優しくいきる」というフィアット的なカルチャーやイタリアらしいライフスタイルをみなさんにご紹介したいという思いで誕生したもの。今回は、「Auguri!」の気持ちをかみしめながら今後の在り方を思い描く年頭に、オーガニックのイタリアワインで乾杯するという素敵なアイデアをみなさんとシェアしたいと思います。

マヴィで扱うのは主にフランス産のオーガニックワインですが、イタリア産は現在ヴェネトのムザラーニョ家と、ピエモンテのロヴェロ家という2つの農家を厳選して直接仕入れています。田村さんの厳しい選択眼にかなう、丁寧でチャレンジ精神に満ちた造り手たちの“作品”です。

高品質は当たり前!? ハイレベルなワイン!

マヴィが扱うのは、EUオーガニックの厳しい基準をクリアした高品質のワインであることは当たり前。「でも、オーガニックならすべておいしいとは限りません。大規模な工場で、化学肥料や農薬、殺菌剤、香料、PH調整剤なども使いながらある程度の品質が保たれているようなワインと違って、オーガニックの場合はもちろんそうした化学物質は使いません。その分、畑の条件、農家の能力、醸造管理レベルに歴然とした差が生じます。必要条件をすべて備えたほんの一握りの生産者を見付けだし、その品質を損なうことなくお届けする。それが私たちの仕事。ですから、千円台のワインも数万円のワインも同じ完全管理を施しています」

ヴェネトのムザラーノ家が造るオーガニック・スプマンテ(2,584円)。軽やかなので、最初の乾杯や気軽な立食パーティーなどにおすすめです。

こちらもムザラーノ家。左はピノビアンコを使用し、清涼感あふれる華やかな香りとフレッシュな果実味が特徴の、何にでも合わせやすい白(2,584円)。右は紅茶やスパイス、カカオのニュアンスも感じさせる赤(2,584円)。重すぎず渋味もやわらか、バランスのいい繊細な飲み口なので和食にも合わせやすい1本です。

かつては量産を主眼とし、品質はその次という醸造が主流だったイタリアのワイン界ですが、やがて単なる量産ではなく世界に通用するワインを造るという方向性に変わりました。現在はイタリアならではのバリエーション豊かな地場品種だけで造ったり、製法に徹底的にこだわったりする造り手も増加。イタリアワイン全体のレベルを押し上げています。

ピエモンテの銘醸地として知られるアスティで17世紀から続くワイン農家、ロヴェロ家の葡萄畑。30度の傾斜がある丘の上に位置し、水はけのいい土壌で質の良いワインを造っています。オーガニック歴は1985年(EUオーガニック認証は1987年)からで、イタリア最高のオーガニックワインを選出するBiodivinoで金メダルを獲得するなど、受賞歴も多い実力派。ドメーヌ内にはレストランも併設し、心のこもったおもてなしをしてくれるそう。

ワインと料理の相性を考える!

「いいワインはいい食べ物と共に育ちますから、食が洗練されればワインの味わいにも変化が現れます。マヴィで扱っている生産者も、どのように造れば前菜に合わせやすいか? メイン料理にはどんなワインが合うか? といった視点を持ち、昔ながらの生産法を大切にしながらも現代のニーズに見合うよう試行錯誤して造っています」

ロヴェロ家の微発泡赤ワイン「マンドルロ」(2,584円)。「北イタリアの前菜にはプロシュートやサラミなどの肉類とチーズを盛り合わせたものがよく出されます。マンドルロは木苺やチェリーのような香りとさわやかな果実味を包むように広がる優しい泡が心地よく、北イタリア的な前菜に最適。濃厚なソースよりオリーブオイルとの相性がいいので白身魚のカルパッチョやサラダにもおすすめです」デザインも素敵なので、手土産にもぴったり!

「イタリアでのオーガニックワインの中心地は南です。気候風土に恵まれているのでもともと葡萄が育ちやすいし、EUからの補助金もあったのでオーガニックワインを造る農家が増えたのです。一方、北部は補助金うんぬんは関係なく、昔ながらのやり方で高品質なワインを造っている農家が多い。マヴィで扱っている2つの農家も北部の勤勉な人たちで、じつに根気強くいい仕事をする生産者です」

ロヴェロ家の赤「サンパンセ」(2,917円)とソーヴィニヨンビアンコを樽熟させた白(4,612円)。

サンパンセは「お気楽に」という意味。「お肉に合う濃厚な赤ではありますが、たとえばバターや生クリームを使った手の込んだ肉料理ではなく、塩コショウだけで味をつけたビーフステーキや焼きっぱなしの肉など、手軽な料理に合わせてこそしっくりくる味。ロヴェロ家の中では軽めで、確かに「お気楽に」飲めますが、それでもしっかり重厚なので、飲み慣れた方でも十分に楽しめます。逆に樽熟の白は、白とはいっても濃厚な料理に合わせるのがベスト。生クリーム、バター、チーズなど動物性の油が欠かせません」と、田村さんは料理との相性を具体的に示しながら、おすすめのワインを紹介してくれます。

クリーム系の濃厚なソースではなく、塩コショウやオリーブオイルだけの軽やかな料理に合わせたいときは、樽熟させていないソーヴィニヨンビアンコ(3,593円)が好相性。ハチミツやパイナップルの香りがさわやかですが、複雑で長い余韻もあり、ロヴェロ家の実力を感じさせます。

がっつりと濃厚なフルボディを堪能したい方には「ロウヴェ」(7,389円)を。ビターチョコレートやプルーン、紅茶を思わせる香りに、十分に熟した果実味。豊かで膨らみのある1本です。

「気楽に飲めるサンパンセも濃厚なロウヴェも、微発泡のマンドルロも、葡萄品種は同じバルベーラなんですが、見事に使い分けられています。畑のセレクトの仕方やポリフェノールをどれだけ抽出するかなど、じつによく仕事をしている生産者だといつも感心します」

 

マヴィ麻布店では、1杯400円からグラスワインを味わうこともできます。店内で買ったワインをその場で飲むことも可能。オーガニックなおつまみもいくつかありますし、好きな食べ物を持ち込むのも自由。オーガニックワインの敷居を高くせず、本当においしいもの、そして、すばらしいライフスタイルに出会ってほしいというマヴィの方針がここにも活かされているのです。オーガニックワインの書籍も出版している田村さんが案内役を務める入門講座など、ワインにまつわるイベントも不定期で開催されているのでHPでチェックしてみて。

 

イタリア生まれのオーガニックワインで祝う新年。FIATからは、“おめでとうプライス”の限定車「500(チンクエチェント) Super Pop Auguri(アウグーリ)!」が発売中。ボディカラーは「赤」と「白」が用意されています。さあ、2016年もすばらしい一年になりますように!

イタリア語で「おめでとう!」を意味する特別限定車「500 Super Pop Auguri!」は、限定車Super Popシリーズでは初のパソドブレ レッドまたはボサノバ ホワイトのボディカラーに、ビンテージスタイルのホイールカバーを採用しつつ、お買い得な価格に設定したモデルです。レッドとホワイト各100台限定で販売中です。また新年ということで、バナナ1年分が当たる(?)「ウキッ!ウキッ! TEST DRIVEキャンペーン」も実施されます。

オーガニックワイン専門店 MAVIE plus 麻布店
東京都港区麻布十番2-11-3
TEL:03-6435-0252
営業時間 : 火~金曜日:12:00-20:30、土日・祝日:11:00-20:00
定休日:月曜日

オーガニックワイン専門店 MAVIE 赤坂店
東京都港区赤坂2-21-5
TEL: 03-6277-7169
営業時間:月〜金曜日12:00-20:00、土曜日12:00-19:00
定休日 : 日曜・祝日

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり
matricaria



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