ゆっくり生きよう・にっこり走ろう

人にも環境にも自分にも優しくいきる。それがフィアットカルチャーです。

ミニカーの世界のはまる!今乗っている車種も、あこがれの名車も!

男の子は、みんなミニカーが大好きです。大人の男性も、好きな車種や子どもの頃に持っていたのと同じミニカーを見付けると思わずほしくなってしまうもの。そして女性にとっても、インテリアとしてミニカーを眺めてみると、それが非常に魅力的なものだと気づきます。実在のクルマをモデルに作られるミニカーは、子どもも大人もトリコにしてしまうかわいいヤツなのです。

「FIAT 8V Second Series 1953 Metalic Blue 1/43、メーカーはBizarre(¥6,510)。「終戦後、初のFIAT本格派スポーツカーとして登場したクルマです」(Post Hobby 渋谷店店長・清水さん)

 

常時5000台以上!? 世界の名車がずらり!

「自分が乗っている車種と同じミニカーを買って行かれるお客さんも多いですが、お父さんと息子さんが“あれ、かっこいい!”、“お父さんは小さい頃これを持っていたよ”などと会話を楽しんで、家族で選んで行かれることも多いです」と話してくれたのは、東京・渋谷のPARCO PART1、6Fにある「Post Hobby」渋谷店の清水店長。常時5000台以上のミニカーを扱うという店内には、世界中の名車がずらり。ミニカーショップというと、箱に入ったままの商品が山積みされているところが多いですが、ここは箱から出して展示されているので、その魅力がダイレクトに伝わってきます。

左はかつてイタリアを走っていたミニバス「FIAT 238 E MINIBUS STRADALE 1975 Blue 1/43、メーカーはPROGETTO K(¥5,250)。右はいまだに根強いファンが多い名車「Seat Panda 35 Versione 35CV per Spagna 1980 Red 1/43、メーカーはBrumm(¥3,360)。

細部まで精巧に再現!「EBBRO」のミニカー!

ミニカーのメーカーはイタリアやイギリスなどヨーロッパが主流でしたが、最近は日本、中国、東南アジアにも増えていて、ここPost Hobbyには毎月数百種もの新商品が入荷してくるといいます。「日本の有名なメーカーといえばEBBRO(エブロ)です。日本のメーカーだけに国産車のモデルが多かったですが、古い名車もいろいろ手がけるようになって、ちょうどFIATも発売されたところですよ」と見せていただいたのが「FIAT 500(チンクエチェント)F Blue」、1965年のクルマです。

FIAT 500F 1965
Blue 1/43、メーカーはEBBRO(¥6,090)。

 

「何万円もするような1/18スケールのレーシングカーなどは、細部まで精巧に再現されていて、これはこれでとても人気があります。でも、初心者には手が出しにくいかも。一般的な1/43のFIATはかわいらしさが持ち味なので作りもおおらかな感じですが、EBBROのこれはかなりしっかりと作り込まれています」というお話の通り、外装もインテリアも非常に細かい!のぞきこんで中を見るのが楽しくなるミニカーです。

ほかのミニカーと値段的には同等ですが、パーツの精密さは別格。ドアノブにはメッキが施され、ハンドルのFIATマーク(肉眼では見えないくらい小さい!)までもが丁寧に再現されています。

ミニカーは世界的な標準スケールで作られていて、最も一般的なのは上の写真にも登場している1/43。現行の 500 でいうとだいたい8cmほどの大きさです。このスケールは鉄道模型(戦前、ドイツやイギリスで普及したO(オー)ゲージ)に由来していて、鉄道模型と一緒に走らせても実際の比率になるように作られています。つまり同じスケール表示のモデルなら、どのメーカーのミニカーを並べてみても違和感がないのです。このリアリティも魅力のひとつです。

こちらは1/43よりさらに小さい1/87スケール。指先に乗るくらいの、コインサイズ! 値段は1000円代と手頃だし、とてもキュートなルックスなので、まずはこの大きさを揃えるのも楽しそう。

 

ミニカーで新旧の名車を手に!

「FIATの場合、現行の 500 に乗っていて、古い 500 も大好き、実際に乗るなら新型がいいけど、昔の名車も持っていたいから・・・と旧車の 500 ミニカーを買って行かれるお客さんも多いです」と清水さん。たしかに、FIATのように歴史の長いクルマを好きになると、現行車種もオールドカーも、まるごと愛してしまうもの。本物には乗れないとしても、大好きな昔の名車をミニカーで持ちたいと思う気持ち、よくわかります。インテリアとしても相当優秀なアイテムですよね。

色も形もかわいい「FIAT 1100/103E 1953 Gray Blue 1/43、メーカーはPROGETTO K(¥4,095)。
1969年から85年まで生産された「FIAT128」。Whiteは「FIAT128 1969 Due Porte (¥6,930)、Light Blueは「FIAT128 Quatro Porte Carabinieri(¥5,250)、ともに1/43、メーカーはRIO。

 

そしてもちろん、フィアット社が販売中のミニカーにもご注目。オフィシャルグッズですから、正規ディーラーかオンラインストアで購入可能です。本国から送られてくるため、カラーやサイズによっては品切れ中のものもあるので、ほしいミニカーを見付けたら早めに入手しておきたいですね。FIAT CAFFÉでも一部商品を販売中なので、気軽にのぞいてみてください。

大きいのが1/18スケール。新旧ともに販売中ですが、現行車の白は入荷時期未定。1/43スケールは、FIATのラインナップすべて販売中です。

旧車には現行車にない独特の魅力がありますが、やっぱり「今実際に街なかで見かけるクルマ」「今実際に自分が乗っているクルマ」がそっくりそのまま小さくなったミニカーというのは、なんだかワクワクするものです。愛車と同じミニカーを車内に飾っておくのもおすすめ。

1/18スケールの 500C はドアやルーフが開閉できるのも楽しみのひとつ!

ミニカーなんて子どものおもちゃか、好きな人だけがはまる「趣味の世界」の話でしょう?と思っていた人は少なくないはず。でも実際、本物そっくりのミニカーを目にし、好きな車種を選んで、本棚の端やリビングの一角に飾ったり、手の平に乗っけたり、テーブルの上で走らせたりしてみると、その美しさ、かわいらしさに魅了されてしまうのです。

クルマ好きな人へのプレゼントにも、自分用のインテリアにも──。ミニカーの世界を、あなたもぜひ楽しんでください。

*Post Hobby 渋谷店
東京都渋谷区宇田川町15-1 PARCO PART1 6F
10 :00〜21:00

撮影 SHIge KIDOUE
取材・文 山根かおり

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