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踊り下駄づくりの音にかける情熱【FIATxMIJPコラボ 第三弾】

FIATとNPO法人「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」によるコラボレーション第三弾は、“下駄づくり”です。この企画は、日本各地の伝統品を紹介し、現地の方と一緒にモノづくりを楽しみながら、人を繋ぎ、笑顔を伝えたい。そんな趣旨で進められていますが、まずはそのモノづくりにまつわる伝統を知り、リスペクトすることから始まります。取材に協力してくれたのは、岐阜県郡上八幡で下駄の企画から製造・販売を行う郡上木履(ぐじょうもくり)の諸橋有斗さんです。

郡上木履では、下駄と鼻緒をそれぞれ数あるなかから自分で選べる。その場ですぐにつくってもらえるのがうれしい。

製作するのは、岐阜県郡上八幡に400年伝わる郡上踊りで使用されている「踊り下駄」と呼ばれるもの。踊りのときに下駄特有のカラン、コロンという良い音を響かせるため、素材選びからつくり方にまでこだわった、ご当地伝統の品です。郡上木履では、「郡上の木を使い、郡上でつくる」をコンセプトに掲げ、トラディショナルなものから遊び心あるデザインのものまで豊富にラインアップしています。

郡上木履のつくる踊り下駄は、“音”が良いとされる檜を材料に用い、歯(地面に接地する突起部)の部分は後から接着で付け足すのではなく、ひとつの木材から削り出して仕上げる手間を掛けた方法で生み出されます。これはお盆の時期に郡上で行われる「徹夜踊り」(朝まで踊り明かすお祭り)にも耐えうる丈夫さを実現するためとか。使う人の安心を第一に考えているようです。FIATのコラボ下駄はその踊り下駄をベースに、オリジナルデザインの鼻緒を組み合わせてもらいました。かかと部分にロゴも刻印されています。

良い音の実現に情熱を傾ける郡上八幡の踊り下駄づくり。その模様をショートムービーでご覧ください。

取材 曽宮岳大